圓覚山 宗鏡寺(沢庵寺)

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大改修 命の循環inochinojunkan

12月5日 新月伐採 神鍋白炭工房-矢野林業-不肖、6名で山に入り作業を行う。

12月5日 新月伐採 白炭工房-矢野林業-不肖 6名で山に入り作業を行う、山に繋がる寺の参道を歩く職人の姿が神々しく「杣人」になる。

山に生命を感じ、「木」に刃を向ける。
あの緊張感が山への礼儀であろう。
角度、傾斜を読みそれぞれが動く、倒れる瞬間まで傍らで刃を入れ木の縦割れを防ぐ、命がけの作業、プロにより切られた木は潔く倒れるも、その葉々が風をおこし霊気を感じさせる、倒れた時の振動は如何様にも例え辛く、ビッグバンと言うのか「生命」と言うのか相応しい言葉が見つからない、只、「無駄にしない」そう思わずに居られないのは確かだ、これまでの生命に感謝し、これからの生命にする。

そして、又、この「生命」を信じてここを「仏国土出石 宗鏡寺」にする。

かつて沢庵和尚が泉南の堺を「仏国土」と呼び、南宗寺の復興を果した。
街の衆に仏心が備わり、自らを仏身にせんと志を持った檀那が数多いたのだ。

この度の宗鏡寺の普請は、実は私程度が成し得る仕事では無い、重々承知している。
事実、沢庵和尚の行履を思えばこそ相応しい住職では無い。しかし、木々の成長、本堂の老朽化、立地の危険性、様々な縁がここに成ったのも事実、復興を成し師家分譲の方に譲るのも一つだが、今はそれを思う暇も惜しまなければならない。

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