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明日8月29日(木)11時より宗鏡寺施餓鬼法要をおこないます。
どなたさまでもお参り頂けますので、お気軽にご来山下さい。
いつもとは違う雰囲気の本堂
五色幕がかかっています。
下記昨年の和尚さんの挨拶文です。
「~施餓鬼法要再興の挨拶~
沢庵和尚は1592年20歳で宗鏡寺の董甫和尚に参禅し22歳で大徳寺三玄院に入門、29歳で堺の南宗寺に移り、ここで南宗寺住職一凍和尚より印可を受け「沢庵」となります。
堺にあっても岸和田城主の厚遇を受け、1613年城主小出吉政が死去すると息子吉英(後の出石城主)に葬儀をたのまれています。
1616年小出吉英公に宗鏡寺の再建を勧めるも落慶後は堺にもどり南宗寺の復興に務め、再び出石にもどられたのは1620年48歳でした。ここで投淵軒を営み7年間過ごされましたが、1629年幕府より上山へ流罪となり1634年に赦免、一旦は出石に帰られるも翌年には将軍家光に招かれ江戸品川東海寺に入られました。
これが記録上沢庵和尚最後の出石でした。
様々な大名、将軍に厚遇を受けた沢庵和尚でしたが、その心の拠り所は出石にあったと言っても過言ではないと思います。
此度 古の行事を再興することで皆様に御縁を感じて頂ければ幸いでございますし、またこの行事が出石の一本の「たて糸」になればと願うばかりでございます。
現住 游堂 拝」
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